情熱セールストレーナー川島正好のブログ

『子どもたちの笑顔のために、チャレンジする大人を応援する』ブログ。研修トレーナーとしての活動や、魅力あふれる大人を発信。

元気に働く-プレゼンテーション術

人前で話すときに起こる「緊張の正体」と対応策

「人前で話すときに緊張します」 「緊張でアタマが真っ白になります」 「どうすれば緊張せず話せますか?」 緊張の正体は、自意識過剰です。 聴き手はそれほど期待していないのに 「うまく話さなければ!」 「みんな私に注目しているッ!」 「失敗したらどう…

上手く話そうとするほど、上手く話せなくなる

プレゼンで間違えないように 噛まないように 参加者に嫌われないように 自分がいい格好をしようとするほど 緊張して上手く話せなくなる。 逆に 少しくらい間違えてもいい。 多少噛んでも構わない。 参加者に嫌われたっていい。 相手の将来のためを思って本気…

売れそうな営業マンが売れない理由

話が長い。 例えば、イケメンで清潔感たっぷり。 トークも理論整列。 さまざまな角度からの質問。 でも、話が長い。 いつ終わるのか分からないセールスは、見込み客が遮らなければ、延々と続くような錯覚さえあります。 何でも、終わりがないというのは辛い…

間がない話は伝わらない

童話「ももたろう」を誰かに伝えるとします。 言葉だけでベラベラ伝えるより 紙芝居や絵本と一緒に伝えたほうが 相手に残りやすくなります。 子どもが文字よりも絵を好むように 伝えたいものを言葉だけでなく イメージ・音・匂いなどと一緒に 届けたほうがよ…

みんなによく思われようとするから 誰からも好かれない。

嫌われてもいい覚悟でぶつかると 本当に嫌われる人も出てくるし 本音で付き合える出会いがある。 大勢の前で話すとよくわかります。 みんなに嫌われないように思って話すと 大抵の反応は 「いい話を聞いた」 「いい上司だった」 「いい人だった」 で、終わり…

一生懸命話をしても相手に伝わらない理由

それは、文字で伝えようとしているからかもしれません。 例えば採用活動をしていて、初めてお会いする学校の先生から 御社が求める学生の人物像は、どのようなものがありますか? と、聞かれたとします。これを文字で伝えようとすると、、 はい。ポイントは…

プレゼンで「言いたい事が上手く伝えられない」あなたへたった一つの処方箋

スライドで結論を先に伝える。 プレゼンの主導権は話し手にあり、聞き手は話の全体像がわからないため「この人は何が言いたいのか?」というアンテナが常に立っています。 ですから「私がこのスライドで伝えたいのは○○です。理由は、、、」という流れで伝え…

講演やプレゼンの聞き手に第一印象で安心感を与えるために気をつけていること

プロフィール写真と服装を合わせること。 余程のアクシデントがない限り、ワイシャツは白・ネクタイはスカイブルーの組み合わせにしています。 メラビアンの法則にもありますが、相手の印象を何で判断しているかは 視覚 55% 聴覚 38% 言語(話の内容)情報…

TBS日曜劇場「陸王」第一話・役所広司の体育館プレゼンは一見の価値アリ!

陸王をオンデマンド配信で観ました。 www.tbs.co.jp 『半沢直樹』以来の感動と爽快感! ストーリーにアッという間に引き込まれ第一話から感動の号泣でした。これからご覧になる方はハンカチ必須です! 個人的には注目したのは、役所広司さん演じる宮沢社長が…

発信が優れている人ほど相手の話をよく聞いている

話し上手は聞き上手、とはよく言ったもので。 発信力がある人ほど受信力が高いのは、ネットやSNSを見るとよくわかります。 また面接や研修などグループ会議のような場でも、発信力がある人は他人の発言をよく聞いたり、メモを要所で取っている場合が多く見ら…

「緊張せずに人前で話す方法はありますか?」という父親からの質問

緊張の原因は初体験です。 自宅で歯を磨くことに緊張する人はいないと思いますが、もし 初対面300人の前で歯を磨いてください。 と言われたら多少は緊張すると思います。毎日している歯磨きを、大勢の前で初めてする。 この体験したことが無い部分が緊張の原…

プレゼン資料・会議資料作りに時間がかかる人にオススメの動画

漫画家・井上雄彦さんのプロフェッショナル仕事の流儀。 https://www.youtube.com/watch?v=In6te_Eu3KU スラムダンクやバカボンドなど、国民的ヒット作を連発している漫画家です。 www.youtube.com 動画にもありますが、井上さんは3つの作業を延々と繰り返す…

プレゼンで話すとき絶対に守り続けていること

終了時間。 私は終了時間内に終わらないセミナーやプレゼンは二流だと考えています。 聞き手にも時間の都合があるから。 終了後に大切な予定を入れている人がいるかもしれないし、その時間に終わるから来た人だっているかもしれない。 だから時間オーバーし…

能力は使わなければ錆びていく

能力は使えば磨かれていき、使わなければ錆びていく。 「漢字が読めるけど書けなくなった」 「暗算が遅くなった」 「物忘れが多くなった」 それは使ってないから。 加齢も多少影響するかもしれないが やらなければできなくなる。 もしプロ野球選手が カーブ…

最初の5分が勝負!留学生へのプレゼンで話しやすい流れを作るコツ

国籍を聴く。 季節や気候(万国共通)の話題を振る。 日本と比べてもらう。 感想を引き出す。 例えば 「ご出身はどちらですか?」 「ベトナムです」 「日本語聞きやすいですね!ベトナムの7月は日本と比べて暑いですか?涼しいですか?」 「あついです。40℃…

具体的に準備するから具体的な答えが出る

プレゼンは一発勝負。 テーマは同じでも聞き手が変われば伝え方は違うのは、まるでライブコンサート。 スライドの構成、身だしなみ、エネルギーなど伝えるための道具は様々。普段の授業はハイテンションですが、聞き手や場の趣旨によってはただ熱く話せばい…

姿勢(見た目)で聞き手を惹きつける、おススメの秘訣

体のサイズに合った服を着る。 体にジャストフィットする服は 見た目がスッキリするだけでなく 採寸に無駄がないため姿勢がよくなります。 逆にサイズに余裕があり過ぎると 自由が利きすぎるため姿勢が崩れやすかったり サイズに余裕がなさすぎると 体が硬直…

プレゼンもオーダーメイド感覚が大切

学校公演で気をつけていること。 それは教育の連続性。 もし先生と外部講師で重要なポイントが食い違ってしまったら、困惑するのは生徒だけでなく先生にも影響が及びます。 そのため外部講師で公演する場合は、今までの経緯を踏まえ、今後の生徒指導がしやす…

何が言いたいのかわからない『会話・プレゼン』の特徴

1.情報が多い(量が多い、まわりくどい) 2.自分との関係が不明 オチが見えない話や 自分と関係ない話を延々聞かされるほど 聞き手にとって辛いものはありません。 当事者意識を持つ内容を シンプルに 伝えることで、双方に意味のある会話やプレゼンへ繋…

パワポスライドは1枚=1メッセージが良い理由

わかりやすいから。 わかりやすいと相手に届くから。 逆にわかり辛いと相手には届かない。 耳に入っても流されてしまうから プレゼン後に相談や契約といった 聞き手の動きにへ繋がらない。 プレゼンのような場で 聞いているフリをしている人は 予想以上に多…

落語がプレゼンテーションのお手本になる3つの理由

採用や講演など人前で話をするようになってから、手軽なお手本をいろいろ模索したが落語が一番腑に落ちている。 おススメはこちら。柳家喬太郎「寿限無」 www.youtube.com 落語はぜんぜん詳しくないし寄席に行くわけでもないが 聞き手を惹きつけるプレゼンに…

サンリオのパレードから学ぶ ~ 講演やプレゼンで聞き手を惹きつけるポイント

最初のツカミ。 家族で出掛けたサンリオピューロランドのパレードを観て。スタートから序盤の1分間で五感がビンビン惹きつけられもっと観たくなったと同時に「これってプレゼンや講演も同じだなぁ」と実感した話。 プレゼンでも、公演や授業でも、サンリオの…

一体何が言いたいのかわからないプレゼンに共通するもの

間(ま) 間が無い話は刺さらない。 全体の中でどこが重要なのか。 話し手が一番伝えたいことは何かがわからない。 だから聞き手に何も残らない。 間がない話しの原因は大体2つ。 緊張と照れ。 緊張すると早口になってしまい間がなくなるうえ 照れると間を…

聞き手を巻き込む参加型の講演・授業で気をつけていること

「修造の授業ってどんな感じですか?」と聞かれることがあります。 修造といってもずっと熱く話しているわけではありません。アツい話しでもずっと一本調子では飽きられてしまいます。 写真は先日開催した就活支援の一コマですが、普段気をつけているポイン…

就職面接で「身振り・ゼスチャーを入れながら話した方が伝わりますか?」という学生の質問

身振りはあくまで手段。 中身=伝えたいことがが空っぽなのに身振りを入れても、相手には見透かされていると思った方がいい。 伝えたいことを、本気で伝える気持ちが溢れるから身振りになるのです。 例えばスティーブ・ジョブズはお臍(おへそ)の前にボール…

講演や授業で「生徒が寝る・飽きずに聞く」ために気をつけていること

当事者意識を引き出すこと。 学校での講演(授業)後に先生からよく感想をいただくのが「生徒がとても集中して一体感がありました」というもの。 一体感を出そうと話してるわけではないので気づきませんでしたが、生徒に「当事者意識」を感じてもらうために…

プレゼンにも使える、講演の冒頭で聞き手を惹きつけるコツ~高校生編

場を崩すこと。 柔道でいきなり一本背負い(大技)が決まらないように、授業でも場を崩さないと聞き手に届きづらい。芸能人のように教案に関わらずその人に惹きつけられていれば崩す必要はありませんが、初対面の大人から話を聞く時、学生の心は固く閉ざされ…

「説得力のある話し方・コツはありますか?」と質問したある先生の話

ある高校で先生と雑談した時の話。 「今日は講演ありがとうございました」 「学生の皆さん反応スゴイですね!」 「普段からああだといいんですが(笑)」 「といいますと?」 「普段はもっとシラケてます。他人事というか無気力というか」 「きついですね」 …

プレゼンで聞き手の反応が薄いときにしていること

聞き手との目線合わせ。 プレゼンで聞き手の反応が良ければ、話す方も話しやすいものですが、聞き手が参加した経緯によっては反応が無い・薄いということがあります。 扉をイメージすると閉じている状態なので、閉じたままでは伝えたいことは相手に入りませ…

プレゼン準備で絶対やらないと決めていること

いきなりスライドを作らないこと。まず紙と付箋で下書き。私の場合A4の白紙に付箋を使っている。付箋1枚をスライド1枚に見立て全体を通して「聞き手のニーズや」「何を伝えたいのかや」「整合性はあるか」をプレゼンの場をイメージしながら貼っていく。付…