プレゼンもオーダーメイド感覚が大切
学校公演で気をつけていること。
それは教育の連続性。
もし先生と外部講師で重要なポイントが食い違ってしまったら、困惑するのは生徒だけでなく先生にも影響が及びます。
そのため外部講師で公演する場合は、今までの経緯を踏まえ、今後の生徒指導がしやすくなるよう公演前に主管の先生からヒアリングを行い、オーダーメイド感覚でプレゼンのキーワードを盛り込むようにしています。
- 生徒の雰囲気
- 授業態度などの傾向
- 生活指導等で重要視していること
- 必須ワード(どのようなメッセージを生徒に伝えてほしいか)
- NGワード(過去のトラブル等があれば)
普段一緒に過ごしている先生と違い、外部講師は「興味・珍しさ・関心」があるため最初は話を聞く姿勢で授業に臨みます。
しかし「つまらない・わかりづらい・役に立たなそう」と感じたら、学生はアッという間に下を向き、聞いた話を右から左へスルーし始めます。「また同じ話か」と思われるのではなく「大切なポイントは同じなんだ」と生徒が感じるかどうか。
プレゼンを通して、生徒(聞き手)によりよい変化のきっかけを届けるために、生徒をサポートする先生方が、指導しやすい環境に貢献するためには
聞き手のニーズを引き出し、オーダーメイド感覚のようなプレゼンを、全力でやりきることで、聞き手がより満足すると思うのです。