情熱セールストレーナー川島正好のブログ

『子どもたちの笑顔のために、チャレンジする大人を応援する』ブログ。研修トレーナーとしての活動や、魅力あふれる大人を発信。

人前で話すときに起こる「緊張の正体」と対応策

「人前で話すときに緊張します」

「緊張でアタマが真っ白になります」

「どうすれば緊張せず話せますか?」

 

緊張の正体は、自意識過剰です。

 

聴き手はそれほど期待していないのに

「うまく話さなければ!」

「みんな私に注目しているッ!」

「失敗したらどうしよう、、、」

といった過剰な意識が、緊張を引き起こす原因です。

 

大丈夫。

 

あなたが考えているほど聞き手は期待していません。

むしろ少しくらい失敗した方が

途中から開き直れたり

場が和んで話しやすいコンディションに

なることだってあります。

 

自分がうまく話すことより大切ことは

「相手に何を伝えたいか」

「聴き手のためにできることに意識を向ける」

これが緊張の対応策です。

 

相手(聴き手)のことより

自分(話し手)に意識が向いた状態が続くと

聴き手と話し手に心理的な距離がうまれ

話し手の言葉が届きづらくなり

結果として相手に届かず

上手くいかなかったのは緊張したからだ

と、考えてしまうからです。

 

例えばセールスでも

「相手のために何ができるか?」より

「自分の営業成績を上げたい」が丸出しの

セールスマンからの話を真剣に聴きたいと思うでしょうか?

 

例えばプロポーズでも

「相手を幸せにしたい!」より

「自分さえよければいい」が丸出しの

プロポーズが相手にひびくでしょうか?

 

相手のためを想って

あなたが伝えたいことを

本気で伝えることに意識を集中させる。

 

緊張をゼロにするというより

大切なことに意識を集中することで

緊張が気にならなくなります。