セールス現場でも見られる『嫉妬の正体』とは
本当は欲しい
本当は羨ましい
本当はそうなりたい
という本心に対して
今の自分では無理だ、という現実を
いらないにすり替える。
これが嫉妬(妬み・憎悪)の正体。
本当はもっと広い家に住みたい。
でも今の自分には無理。すると
「家なんて住めれば十分でしょ」とすり替える。
本当は◎◎さんのように契約をバンバン上げたい。
でも今の自分には無理。すると
「私には◎◎さんのようなセンスがないから」とすり替える。
本当は社交的な同僚がうらやましい。
でも今の自分には無理だ。すると
「人間関係は量より質にこだわるべきだ」とすり替える。
酷くなると
周囲に同調を求めだしたり
相手を誹謗中傷してみたり
自分の正論を必至に正当化してみたり
本当は欲しいのにね。
嫉妬は悪いものではないんです。
扱い方の問題だけ。
今の自分では無理だけど
「もっと成績伸ばして広い家に住むぞ!」
「もっと能力あげて契約とるぞ!」
「1年後は●●さんのようになるぞ!」
と、子供が将来の夢に憧れるように
欲しい・羨ましい・手に入れたい本心を
素直にそのまま出せばいい。
その憧れを自分の中で大切に育てていけばいい。
いつまでに何をするか。
何をどの順序で手をつけるか。
時間の使い方を見直すか。
誰かに協力してもらおうか。
嫉妬にうずまく人からの話より
憧れた人からの話の方が
協力してくれる人や
味方担ってくれる人が増えて
結果的にうまくいく。
だって
完璧な人間なんて誰もいないのだから。