TBS日曜劇場「陸王」第一話・役所広司の体育館プレゼンは一見の価値アリ!
陸王をオンデマンド配信で観ました。
『半沢直樹』以来の感動と爽快感!
ストーリーにアッという間に引き込まれ第一話から感動の号泣でした。これからご覧になる方はハンカチ必須です!
個人的には注目したのは、役所広司さん演じる宮沢社長が、体育館で保護者を前に新開発シューズのプレゼンを行うシーン。※1:05:00あたり
聞き手はざっと見て600~700人。
壇上での冒頭、緊張しながらも「こはぜ屋の未来への決意」「従業員全員の今までの苦労」「新製品に賭ける想い」などを巡らせながら(と解釈)、目を閉じて大きく深呼吸したあと、さらに一呼吸間をおき、聴衆を惹きつけます。
プレゼンで「間」が重要なのはこのブログでも何度か書いていますが、ただ長く取ればいいというものではなく、状況によって最適な尺(しゃく)が違います。
現場でも長すぎず・短すぎずの「間」を、場の雰囲気を感じながら変えていくので正解が無いので難しいのですが、宮沢社長のプレゼンは間の取り方が絶妙でした。
そして表情。競合相手とのコンペのようなプレゼンでは、つい力が入って熱くなり硬い表情になってしまうのですが、今まで開発してきた苦労をねぎらうかのような、柔らかい表情がプレゼンのアクセントになり、聞き手を飽きることなく惹きつけ続けます。
ドラマは最後まで観て感動感動!でしたが、このプレゼンシーンは何度も見てしまいました(オンデマンドなのでクリックで送る度にCMが入ってしまいますが)。
間、スピードの緩急、表情の変化など、話し手としていい仕入れになりました。最終話まで録画決定です。
なお今回『陸王』のオンデマンドを知るきっかけになったのは、私も登録している長谷川亜由美さんのメルマガ『あゆめーる』。毎月3と8のつく日に配信され、ビジネスのヒントも得られるのでおススメです。
原作もあるようですが、ドラマを見終わってからポチろうかなー。