情熱セールストレーナー川島正好のブログ

『子どもたちの笑顔のために、チャレンジする大人を応援する』ブログ。研修トレーナーとしての活動や、魅力あふれる大人を発信。

「毎日が同じでつまらない」と感じている学生・社会人のあなたへ

この曲を贈ります。

www.youtube.com

 

北参道で行われたかさこバンド

「THE PINK HEARTS」のライブに参加してきました。

 

今日を、今この瞬間を

全力で駆け抜けているメンバーの皆さんの生演奏。

 

みんな笑顔だった。

みんな楽しそうだった。

 

きっとこれまでたくさん練習をして

時にぶつかり合ったり、時に悩んだり、時に苦しんだりされたんだと思います。

 

だから、みなさんメチャメチャ素敵でした。

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冒頭で紹介した「明日にもなくなる肉体と魂」

この曲を一番誰に届けたいって

昔の自分に届けたい。

 

いつも「毎日がつまらない」と思っていました。

サラリーマンなんてこんなものだって。

 

いつも誰かと比較して

いつも足りていないない自分を

いつも満たされていない自分を

どこか好きになれずにいました。

 

充実してイキイキしてる人がうらやましい

満たされて笑顔な人を心の隅では妬んでいました。

 

いつも周りのせい

いつも他人のせい

私の人生がつまらないのは

上司のせい、会社のせい、政治のせい

 

でも結局、傷つくことを恐れて

失敗する自分と向き合うのを避けて

ずっと止まっていただけだったんです。

 

2009年12月。

大切な従兄弟が突然この世を去り

彼の亡骸が目を覚まさせてくれました。

 

「明日はやってくるとは限らない」

「だったら後悔のない今日を積み重ねよう」

 

そう心に決めて動き出したら

少しずつ少しずつ

周りが気にならなくなっていきました。

 

かさこさんの歌詞は

自分と向き合えるまっすぐなメッセージ。

だから今の現在地がわかる。

これからの方向性が見えてくる。

 

まだまだ道半ばだけれど

まだまだ大変なこともあるけれど

今日のライブに参加してみて

自分の選んだ道と、今歩いている道は

後悔のない道だと確信しました。

 

明日出会える人は当たり前ではない。

明日生きている自分も当たり前ではない。

だから明日も悔いのない一日にしよう。

そんな元気をもらえました。

 

かさこさん、THE PINK HEARTSのみなさん。

一緒にお話ししてくださった皆さん。

ありがとうございました。

9/25赤坂BLITZ単独ライブへ!挑戦を続けるシンガー・ソングライター「坂本明宏さん」の背中からの学び

シンガー・ソングライターの坂本さんと初めて出会ったのは、半年前の異業種交流会。

 

フェイスブックで坂本さんの活動は拝見していました。路上ライブ、飲食店での弾き語り、CDの販売、、、「やれることは全部やり尽くす」背中に私も勇気を頂いていました。

 

「何か応援に繋がることができないかなぁ」と考えていた時、私が所属するランニングサークルのお花見会で、告知の拡散という形で応援できないか、と思ってお誘いしたのがわずか3日前。

 

西東京が拠点の坂本さんが、都心を超えて千葉まで来てくれるのか。正直ダメ元でしたが、快諾していただき逆にビックリしました。

 

「坂本さん、遠くからよく来てくださいましたね!」

「私は決して有名なんかじゃない。だから行動あるのみなんです!」

 

「行動」

彼の口から何度も出てきた言葉でした。

 

人生一度きり。夢・目標に向かって一分一秒もムダにはしない。 

まだまだ出来ることがある。

自分にできることをひたむきに。

 

そんな彼の姿勢に、私自身も奮い立ちました。

坂本さん、感動と勇気をありがとうございました。

 

シンガーソングライターとして

自分で作詞作曲した唄という翼を広げ

自分の足で告知・集客しながら滑走路を作り

赤坂BLITZ単独ライブという大きな目標に飛び立とうとしている。

 

このブログも微風かもしれませんが

一人でも多くの方に知っていただくきっかけとなり

彼の追い風になればと思います。

 

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ライブの詳細・チケットのご購入等は、坂本さんの公式ホームページで!

https://www.hiro-web.net/

コミュニケーションを学ぶと「人生が豊かになるんですね」と言った、ある営業マンの話

IT業界から教育業界へ転職して、もうすぐ1年が経ちます。

 

セールス研修・コミュニケーション教育に関わるようになり、行動範囲が千葉近辺から全国に広がりました。伴って、多くの皆さまと出会い・仕事をご一緒できるようになりました。お声がけや期待を寄せてくださる皆さまには本当に感謝です。

 

と同時に、私の中でずっとあるテーマを意識してきました。

「なぜコミュニケーションを学ぶのか?」

  • クロージング率を上げるため?
  • 部下や組織をもっと強くするため?
  • 目標達成して業績を上げるため?
  • 社内の人間関係をよりよくするため?

 

どれも当てはまるのですが、当社の研修に参加してくださったある男性営業マンの方が話してくれた感想が、とても響いたので書き留めておきたいと思います。※本人了承済み

私は、営業畑で20年近く働いてきました。

 

今回の研修に参加して、一番大きな変化は子どもとの関係かもしれません。

 

これまで仕事で人と話すことに抵抗はなく、むしろコミュニケーションには少し自信がありました。

 

しかし、自分で言うのも何ですが家庭では亭主関白。

 

家族との会話はいつも私からの一方通行で、上から目線・命令が日常茶飯事。特に子どもとのコミュニケーションは乾ききっていたと思います。

 

子どもから私に話しかけてくることはまずありません。

 

特にそれを問題と感じることもなく、むしろ当然だくらいに思っていました。

 

そんな矢先、会社から勧められたきっかけで、セールスとコミュニケーションの研修に参加したのですが、、、

 

正直、今さらセールスを学ぶの?と、思いました(笑)

 

しかし蓋を開けてみると、内容はコミュニケーションのやり方と心構えがバランスよく盛り込まれていて、納得する部分も多くあったんです。

 

そこで、今回学んだコミュニケーションスキルをまず家庭で、特に子どもとの接し方で試してみました。

 

最初は半信半疑でしたが、、、

 

しばらくすると、子どもの方から話しかけてくれるようになったんです。

 

本人に理由を聞いてみたところ

 

「よくわからないけど、お父さん最近話しかけやすくなった」

 

と、少し照れくさそうにこう言ってくれました。

 

後ろからガツンと殴られたような感じでした。そして涙がでるくらい嬉しかったです。

 

まず自分が変わることで、相手の反応も変わるんですね。

 

子どもの気持ちがわからないのは当たり前、と諦めていましたし。今までお客様や社内の人間関係ばかりを気にして、一番身近な人間関係を一番疎かにしていたのかもしれません。

 

コミュニケーションを学ぶことで、大切な人との人間関係が良くなっていくものですね。(略)

 

 

ネット発信とブログ更新のおかげで岡山の友人と出会えた話

先日、出張で岡山に宿泊することがあり、岡山のベーシストBunさんと初めてお会いしました。

 

なぜお会いできたのか。

 

それは、お互いブログを更新し、ネット発信をしていたから。そしてお互いお会いすることに安心感があったからだと思います。

  • どこに住んでる人か
  • 出身や生立ち
  • 仕事や興味は
  • 何を大切にしている人か

ネットでお互いの存在を知り、ブログに興味を持ったからこそ、リアルでお会いしたいと思えました。もしブログも書かず、SNSで自分発信をしていなかったら、、、お互いの存在を知ることもなく、一生お会いできなかったと思うのです。

 

誰でも、初めて会う人には警戒心があります。

 

もし全然知らない人から、メールやメッセンジャーでいきなり

「アナタに興味があります。ぜひ会いましょう♪」

と、言われても怪しいだけです。「っていうかアナタ誰?」となるのが関の山ではないでしょうか。

 

だからネットで「私はこんな人です」と自己開示している人には、お会いするハードルが下がります。Bunさんのブログは共感する記事が多く、お会いしてみたいと思っていたお一人でした。

 

岡山に到着したのは夜遅く、しかも道を間違えて集合に遅れてしまったのですが、Bunさんは快く迎えてくれました。ブログから感じていた印象通り、いやそれ以上に誠実さ・謙虚さ・相手想いの方でした。

 

さらに、お互いブログで素性を知っているからいきなり本題に入れるし、質問もピンポイントでできて話が早い。出張の合間でこうした経験ができるのも、ブログとネットのおかげです。

 

Bunさんありがとうございました◎

 

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人はなぜ「また行きたい」と思うのか。創業147年の上野精養軒の料理とスタッフに学んだ話

上野公園や不忍池にまるで溶け込むようなたたずまい。

 

先日、上野精養軒のグリルフクシマで食事をする機会をいただきました。

http://www.seiyoken.co.jp/restaurant/fukushima/index.html

 

特に絶品だったのがダブルコンソメスープ。珈琲と間違えてしまうほどの深みのある表情から、口にした瞬間、アタマから稲妻が落ちるような濃厚さ。舌にしっかりと味が残る初めての経験でした。

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そしてスタッフのホスピタリティ。

 

堂々して気品があるのに、敷居の高さを感じさせないユーモアや絶妙の切り返し、圧巻のコミュニケーション。およそ1世紀半選ばれつづける理由の片鱗を、垣間見ることができました。

 

100年残れる企業の生存率は0.1~0.3%と言われています。

http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h23/h23_1/Hakusyo_part3_chap1_web.pdf

 

100年あればお客様は3世代~4世代入れ替わりますが、それでも選ばれ続けている、事業が継承され続けるのは、やっぱり本物だと思います。

 

贋物やメッキはやがて剥がれる。

だからこそ本物であり続けることには、きっと理由がある。

 

それは

忘れられない人があり、いつでも思い出してもらえる場所

なのかもしれません。

 

なぜなら日が経った今でも、スタッフ皆さんの表情と会話が蘇ってきます。

だから「また行きたい」と、思える。

 

ビアガーデンの時期もおススメだそう。

上野の杜で夕暮れを観ながら、ゆっくりビールを頂くのもいいかもしれませんね。

www.seiyoken.co.jp

セミナー講師をこれから始める人必見!講師の信頼が失墜するたった一つのポイント

言葉の根拠がない(疑わしい)こと。

 

お金をいただき仕事として人に伝えるならなおのこと、この点は絶対に外してはいけません。

 

私自身も研修トレーナーとして登壇させていただく機会は多いですが、言葉の根拠はいつも意識しています。なぜならプロとして人に何かを伝えるということは、人の人生に影響を与える存在だからです。

 

例えば、自分の子どもを野球教室に通わせるとして、コーチの指導内容に根拠がなかったり、憶測や適当な解釈で野球を教えるコーチの元に子どもを預けようとするでしょうか?

 

無理ですよね。

 

参加者がセミナー・研修にお金を払うということは、どんな内容であれお金や時間という人生の一部を投資して、リターンを得ようとしているわけです。

 

 

講師が持つ豊富な経験やノウハウ。もし自分でゼロスタートするとしたら習得に膨大な時間がかかるものをショートカットできるから価値がある。野球でカーブ(新しい武器)を投げられるようになりたい。独学では1年以上かかるかもしれないが、コーチから教われば1ヶ月で身につく。そこに価値を感じる人がお金を払って参加するんです。

 

 だから、講師の言葉に根拠がない・疑わしいセミナーは、参加者をミスリードする可能性があり最も信頼を失います。

 

逆に信頼される・リピートが続くセミナーは、講師の経験談やその人の検証結果で構成されています。

 

もし「野球のバッターが打率を上げる方法」を、野球を少しかじった人が語るのと、イチローが語るのでは説得力が全く違いますし、「Twitter(ツイッター)のフォローワを増やす方法」を、フォローワが100人の人からと、フォローワ10万人の人からでは、価値が違います。

 

初心者講師がダメという話ではなくて、セミナー内容の価値と価格を比例させないとトラブルや問題が発生して信頼が失墜します。

 

人に伝える仕事は、言葉の根拠は生命線。

私も改めて肝に銘じたいと思います。

東日本大震災の教訓は現代ビジネスを生き抜くヒントにも通じる話~2019年宮城県三陸被災地巡り

南三陸のとある飲食店にて。

店員のご婦人と、震災当時のお話になりまして。

「震災の教訓を一つ教えていただいてよろしいでしょうか?」

「そうですね、、、自分の身は自分で守ることです」

 

「ありがとうございます、ちなみに何故そのようにお考えになられたのでしょうか?」

「あの日(2011.3.11)は金曜日でした。子供たちは高台の小学校で授業中だったので助かったんです。もし1日ずれて週末だったら、、、釣り好きの子どもは津波にさらわれていたと思います。自分の命は自分で守る気持ちを持つ。そして日ごろから必要な準備をする。震災後、子ども達にはよくいいきかせました。」

 

「その通りだと思います。昨日も熊本で地震がありましたし、明日は我が身かもしれません」

「非日常が日常だった毎日でした(笑)」

 

「ちなみにお子様はいま何をされているのですか?」

「ボランティアで地域の子ども達に読み聞かせをしています。震災を子ども達に伝えていきたいと、、、」(続)

 

ビジネスにも通じるお話でした。

 

「自分の身は自分で守る」・・・他人や会社にどっぷり依存したり、自分の身に起こったことを景気や他人のせいにしない。根拠もなく「自分だけは大丈夫」と油断していると、取り返しのつかないことになります。

 

独りよがりになるのではなく、会社や仲間と協力しながらも、一人一人が結果に責任を持つことができれば、個人も会社も強く・しなやかになっていくと思いました。

 

もしあなたの会社の社員や部下が「どうせ会社が何とかしてくれるだろう」から「今の状況は自分が何とかする!」という意識へシフトしたら、、、いかがでしょうか?

 

難しい状況や問題にぶち当たると、つい目を逸らしたくなるものです。しかし、命があって、お客様や会社や仲間と一緒に働けるだけでも有難いことなんだと思えたら、力が湧いてくると思うのです。

 

現地を巡ったの足跡は、この続きに貼っておきます。

 

仮設住宅の取り壊し現場。三陸自動車道・石巻女川ICを降り女川へ向かう途中。

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JR石巻線・女川(おながわ)駅。震災を経て内陸の高台へ。駅舎と温泉施設が同居しており、海岸線を見通せる展望台がある。三が日は初日の出でにぎわったそう。

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展望台からの眺望。丁度山の間から初日の出が見られるように設計されたそう。

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女川駅前に隣接するコワーキングスペース。人口減少に歯止めをかけるべく、行政と民民間やNPOが連携して起業家を誘致・サポートする仕組みは千葉にも似ている。移住へを支援する「おためし移住」も。

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高台の設計は、海抜が低い順に「公園⇒商業施設⇒駅⇒住宅」となっており、住民の高台移転は完了しているそう。

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女川交番(右手)。1~2年以内に海岸線は公園に造成される計画。

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三陸自動車道を南三陸方面へ。津波はかなり内陸まで押し寄せ、侵食した部分が剥げているのがわかる。

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南三陸漁港近くの荒島。遊歩道が整備されていたが、津波の爪痕を垣間見ることができた。

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建築途中の孤独な電柱。南三陸のわいわい商店街への移動中にて。

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南三陸にぎわい商店街。

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商店街の裏手にまわると、復興はまだまだ途上なことを伺わせる。

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たこつぼラーメン。
南三陸わいわい商店街・しお彩

https://tabelog.com/miyagi/A0404/A040402/4018851/

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南三陸・歌津地区の高台にある「鎮魂の森」。ここに観音様がある理由を知ると、まだまだ私たちにはやれることが沢山あり、行動する勇気をもらえる。

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善次郎(牛タン通り店)の真中たん定食◎

仙台伝統牛タンのたんや善治郎

https://www.tanya-zenjirou.jp/

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高所が大の苦手な私が飛行機嫌いを克服できた理由

以前このブログでも書きましたが、私は飛行機が苦手で嫌いでした。

 

手荷物検査のあたりから憂鬱な気分になり、機体が動き出して離陸の瞬間などは手汗ビッショリになっていましたが、今ではすっかり平気に、むしろ搭乗やフライトが楽しみになりました。

blog.kawa4ma.asia

 

今年、IT業界から教育業界へ転職しました。前職は千葉や東京23区から出ることは皆無で、移動手段は電車や車がほとんどでしたが、今は飛行機や新幹線で地方へ出張し、登壇させていただくことが日常になっています。

 

これまで飛行機は「ニガテ=乗れない」と思い込んでいましたが、今では機内で本を読んだり、パソコンで作業してみたり、仮眠もとれるようになっています。

 

変わったのは、考え方(メンタル)です。

youtu.be

 

苦手意識があるときは「万が一落ちたらどうしよう」とか「もし機体が揺れたら絶対に酔う」というように、自分ではどうしようもないことばかり考えていました。その昔、実際に関西へフライトしたときに酔ってフラフラになって、自力で歩けなくなったこともありました。

 

ただし、飛行機が揺れることは自分ではどうしようもありません。そこで、飛行機を作ることも安全に飛ばすことも「人類の最高技術と、超一流の人たちのシゴトの結集だ」と考えるようにしました。

 

素人があれこれ心配するより、プロにお任せするのが一番です。

 

もちろん、いきなりフライトが平気になったわけではありませんが、フライトするたびこの考え方を繰り返すうちに少しずつ考え方が変わり、苦手意識がなくなっていきました。

 

松下幸之助さんの言葉を引用すると、諦観(ていかん)。

本質をきちんと見る

自分で変えられる部分は全力で考え

自分でコントロールできない部分は潔く手放すこと。

 

自転車に乗れなかった人が

何度も練習すると乗れるようになるのと同じく

思考も繰り返し反復することで

変わることができる。

 

小さなことでも「できる」ことが増えると

シゴトも人生も面白くなりますね。

 

みなさんはどんな能力を身につけたいですか?

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就職面接が不安なあなたが今すぐできるたった一つの行動

社会人と話すこと。

 

例えば、親・親戚・学校の先生・アルバイト先の先輩や店長など、、、特に今まで話したことのない人や「何となく話すことが苦手・恥ずかしい」と感じている人なら◎。自己紹介でも、今の不安や悩みでも、自分の得意なことでもテーマは何でもいいと思います。 

 

なぜなら、就職活動自体が社会人とのコミュニケーションだから 

電話やメール、インターンや説明会、試験や面接、、、就活のさまざまな場面で今まで経験したことのない相手とコミュニケーションを取っていくからです。

 

「面接に不安」という気持ちの因子は

  • 面接という特殊な場で
  • ほぼ初対面の社会人と
  • 自分の過去や将来をホンネで話し合う

といった学校や家庭では経験しないようなことが、これからやってくるから不安を感じてしまうのだと思います。

 

経験値が少ないものには不安を感じるのは当然です。

  • 自分をうまくPRできるか
  • 質問にうまくこたえられるか。
  • 相手に失礼な印象を与えないか

もし、こうしたことに悩んでいる時間があればチャンス。その悩みを横に置き1分でも多く社会人と会話する時間を増やしてみてください。コミュニケーションの場数が増え、社会人と話すことに少しずつ違和感を感じなくなっていきます。

 

私もコミュニケーションが苦手でした。だから今回、就活支援でお会いした学生みなさんの気持ちはすごくわかります。

 

なるべく人と話さずに仕事がしたいと思っていました。しかし、重要な仕事やポジションになるほどコミュニケーションが必要になり行き詰りました。そこで、コミュニケーションスキルのツボとコツを学び、場数を増やしてトレーニングを重ねていくことで、少しずつ苦手意識を克服することができ、今では研修トレーナーとして全国で仕事ができるようになりました。

 

コミュニケーション能力は、決してセンスや才能で決まるものではありません。ツボを押さえて場数を踏めば、誰でも能力を身につけることができます。

 

まずは場数を増やしてみることから始めてみましょう。

 

もし野球が未経験の少年が、試合でヒットやホームランが打てるかどうか悩んでいたら、あなたなら何と声を掛けるでしょうか?

 

まず素振りをしてみたり、バッティングセンターに行ったり。もちろん成長のスピードを速めたいのなら、身体を鍛えてバットの振り方を学ぶなど、ツボを押さえるトレーニングが必要ですが、まずできることから初めてみるのではないでしょうか。

  

もし今の私がタイムマシンで就活していた当時にタイムスリップできたら、同じことを伝えてあげたい。なぜなら、コミュニケーション力を高めることは、仕事だけでなく人生を面白く・充実したものに繋がるからです。

 

就活はコミュニケーション力を高める絶好のチャンス。私は遠回りしましたが、今回参加してくれた皆さんは、はやばやと一歩目を踏み出しています。

 

だからきっと就活も大丈夫。

 

今回出会えてとても嬉しかった。そして休日にもかかわらず協力して下さった社会人の皆さんがいてくれたから、学生の皆さんとお会いすることができました。

 

もし一人でできないことでも、自らコミュニケーションを取り、同じ方向を目指せる仲間を見つけられれば、こうして実現することができるから。

 

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人前で話すときに起こる「緊張の正体」と対応策

「人前で話すときに緊張します」

「緊張でアタマが真っ白になります」

「どうすれば緊張せず話せますか?」

 

緊張の正体は、自意識過剰です。

 

聴き手はそれほど期待していないのに

「うまく話さなければ!」

「みんな私に注目しているッ!」

「失敗したらどうしよう、、、」

といった過剰な意識が、緊張を引き起こす原因です。

 

大丈夫。

 

あなたが考えているほど聞き手は期待していません。

むしろ少しくらい失敗した方が

途中から開き直れたり

場が和んで話しやすいコンディションに

なることだってあります。

 

自分がうまく話すことより大切ことは

「相手に何を伝えたいか」

「聴き手のためにできることに意識を向ける」

これが緊張の対応策です。

 

相手(聴き手)のことより

自分(話し手)に意識が向いた状態が続くと

聴き手と話し手に心理的な距離がうまれ

話し手の言葉が届きづらくなり

結果として相手に届かず

上手くいかなかったのは緊張したからだ

と、考えてしまうからです。

 

例えばセールスでも

「相手のために何ができるか?」より

「自分の営業成績を上げたい」が丸出しの

セールスマンからの話を真剣に聴きたいと思うでしょうか?

 

例えばプロポーズでも

「相手を幸せにしたい!」より

「自分さえよければいい」が丸出しの

プロポーズが相手にひびくでしょうか?

 

相手のためを想って

あなたが伝えたいことを

本気で伝えることに意識を集中させる。

 

緊張をゼロにするというより

大切なことに意識を集中することで

緊張が気にならなくなります。

 

セールス現場でも見られる『嫉妬の正体』とは

本当は欲しい

本当は羨ましい

本当はそうなりたい

という本心に対して

今の自分では無理だ、という現実を

いらないにすり替える。

これが嫉妬(妬み・憎悪)の正体。

 

本当はもっと広い家に住みたい。

でも今の自分には無理。すると

「家なんて住めれば十分でしょ」とすり替える。

 

本当は◎◎さんのように契約をバンバン上げたい。

でも今の自分には無理。すると

「私には◎◎さんのようなセンスがないから」とすり替える。

 

本当は社交的な同僚がうらやましい。

でも今の自分には無理だ。すると

「人間関係は量より質にこだわるべきだ」とすり替える。

 

 

酷くなると

周囲に同調を求めだしたり

相手を誹謗中傷してみたり

自分の正論を必至に正当化してみたり

本当は欲しいのにね。

 

嫉妬は悪いものではないんです。

扱い方の問題だけ。

 

今の自分では無理だけど

「もっと成績伸ばして広い家に住むぞ!」

「もっと能力あげて契約とるぞ!」

「1年後は●●さんのようになるぞ!」

と、子供が将来の夢に憧れるように

欲しい・羨ましい・手に入れたい本心を

素直にそのまま出せばいい。

その憧れを自分の中で大切に育てていけばいい。

 

いつまでに何をするか。

何をどの順序で手をつけるか。

時間の使い方を見直すか。

誰かに協力してもらおうか。

 

嫉妬にうずまく人からの話より

憧れた人からの話の方が

協力してくれる人や

味方担ってくれる人が増えて

結果的にうまくいく。

 

だって

完璧な人間なんて誰もいないのだから。

「最近感動してないなぁ」という人にオススメ『きらきら眼鏡』

森沢明夫さんの『きらきら眼鏡』 

きらきら眼鏡 (双葉文庫)

きらきら眼鏡 (双葉文庫)

 

 

この本を知ったきっかけは今年4月。

 

お取引先様にご招待いただいて、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の試合観戦にお邪魔させていただいた時のこと。千葉県出身の森沢さんが「きらきら眼鏡」の映画化をPRされていたのがきっかけでした。

 

その後忘れていたのですが、偶然本屋で「きらきら眼鏡」を見かけたとき、森沢さんのPRを思い出して購入。

 

久しぶりに泣けました。

主人公にこれほど感情移入できた本は

初めてかもしれません。

 

ストーリーの舞台は千葉。

最後の1ページまで目が離せない切なさが

遠い昔に忘れてしまったものを

思い出させてくれるような。

 

「最近感動してないなぁ」という人には

手に取っていただきたい一冊です。

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12/8 船橋で専門学生のための就活イベントを開催します

12月8日船橋で、専門学生に向けた就活イベント(就職支援)を開催します。

イベントの概要はこちらのページで。

peraichi.com

今までIT企業の採用責任者という立場でしたが、4月から「セールス・コミュニケーション」トレーナーに転身し、IT業界から離れたことでゼミを閉鎖することも考えましたが、、、

  • 20年間お世話になったIT業界への恩返しと
  • コミュニケーションに悩む学生に役立ちたい

という思いがありました。また、大学生と比べて専門学生は就活が短期決戦。コミュニケーションに不安や悩みを抱える学生も多いことから、今年も開催することにしました。

 

就職活動に不安を抱える学生と、主体的で上がり目の社会人が、同じ目線で将来について語り合う。

 

こうした、インターンシップやアルバイトでは経験できない価値が提供できるのも、ITゼミの趣旨に賛同してくださる社会人皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。

  

最近の学生は、一見おとなしいように見えても「やる気スイッチ」が入ると、人が変わったように走り出しますし、こうした学生を何人も見てきました。

 

スイッチが入るきっかけは何でもいいんです。

一冊の本でも

一本の映画でも

一回のセミナーでも

 一人との出会いでも

 

もし、自分の将来を大きく描く学生がドンドン増え、自分の夢をイキイキと語りだしたら、世の中もっと元気になると信じています。

 

ITゼミには、IT業界への就職に興味がある専門学生ならどなたでも参加できます。今年の冬も大きな花火を打上げますので、お楽しみに!

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〇学生枠で参加希望の方・・・ITゼミのHPよりお申込みください。

https://peraichi.com/landing_pages/view/itzemi

 

〇社会人枠での参加希望の方・・・メールにてご連絡ください。※原則、IT系企業の経営者・会社員の方に限らせて頂きます。http://www.kawa4ma.asia/contact.html


船橋かさこ塾から2年~好きを仕事にする意味がやっとわかった話

2年前

船橋でかさこ塾を受講しました。

 

当時の会社をブランディングする方法

当時の自分をブランディングする方法

そして

好きを仕事にすることの意味を求めて。

 

そして卒業後も、ずっと考えていました。

「好きを仕事にする」ってどういうことだろう、と。

 

かさこ塾を卒業した直後は

「楽しいと思えることを仕事にすること」と考えていました。

 

どうもしっくりこなかったのですが

今年4月に転職して、やっと腑に落ちました。

「オンリーワンを目指して仕事をすること」

 

例えば

・稲毛リレーマラソン好きのホームページマスター

・千葉市若葉区で悩み相談もできるコスパ重視の家事代行

・高校生のやる気に火をつけるキャリアアドバイザー

・夜21時~24時限定!あなたのPC操作・お悩みを遠隔サポート

・営業マンの業績30%アップを実現する情熱研修トレーナー

 

独立とかフリーランスとか会社員とか

働き方は何でもいい。

 

誰かに言われて仕方なくやるのではなく

自分で覚悟を決めて、自ら動く。

主役で生きようと決意したときから

人生がドラマになります。主役はもちろん自分。

 

好きなことが仕事になることもあれば

だんだん好きになっていく仕事もある。

途中で変わったっていい。

 

それが結果として楽しかったり、

面白い人たちと繋がったりする。

 

もちろん楽しい事ばかりではありません。

ドラマの最初から最後までハッピーな話ではつまらないように

辛いことも、歯がゆいことも、苦しいことも沢山あります。

 

でも、主役で生きると決めたことだったら

どんなポジション・役割だとしても

紆余曲折しても波乱万丈だったとしても

乗り越えていけると思うのです。

  

私は今、研修トレーナーとして

「人の成長を応援し、人に伝える仕事」をしています。

 

いい話をする研修講師は世の中たくさんいます。

芸能人でもない一般人が

ただ饒舌(じょうぜつ)に話すだけでは

相手には伝わりませんし、間違いなく響きません。

差別化できず埋もれていくでしょう。

 

だから毎日練習もしますし能力が錆びないように

仕入れや復習は欠かせません。

登壇した後は、いつも何かしらで反省です。

悔しいことはあっても辛くはない。

 

プロ野球選手なら毎日素振りをし

画家は毎日絵を描き

写真家なら毎日写真を撮る。

伝えたいことがあるから毎日ブログを更新する。

同じことです。

 

みなさんそれぞれの道で

自分の好きなことや特技を組み合わせて

オンリーワンに向かって突っ走っている。

そういう人が「好きなことを仕事にしている」ように

見えるのかもしれない。

 

好きな仕事は誰かに見つけてもらうものではなく

自分で見つけて決めること。 

 

そうすれば人生の視聴率は、格段に上がると思うのです。 

 

blog.kawa4ma.asia

 

高知から徳島160㎞をタクシー移動したベテランドライバーの話

台風20号が四国に接近・上陸間近となった8月22日夜、高知駅から徳島駅までタクシーで移動しました。

 

理由は、当社が運営する営業スクール(オーシャンズ・アカデミー)が翌23日に徳島で開催予定でしたが、台風の影響でJR特急・普通列車・高速バスがすべて運休したためです。

 

高知市内で一泊して台風通過を待つ手もありましたが、翌朝の運行は保証されておらず、登壇を確実にするためには前日のうちに移動しておく必要がありました。

 

そんな状況を察したのか?!高知駅であるタクシードライバーの方が声をかけてくださいました。

 

「おーーい!アンタどこまで行くの??」

「徳島までです」

「???(二度見)」

「徳島駅まで行きたいです」

「そりゃぁ大変だ。遠距離イケル知り合い呼ぶから、ちょっと待ってな!」

「ありがとうございます!」

 

高知駅で15分ほど待つと、別のベテランドライバー(仮称:Aさん)が横づけし、荷物を手際よく運んでくれました。

 

「話は聞いてるよ。まだ上(高速道路)は通れるから約2時間半、下(一般道)だと+1.5~2時間くらいはかかるな。どうする?」

「上(安全優先)でお願いします。」

「OK。じゃぁ行きましょうか」

 

昔は長距離トラックで全国を駆け回り、時には奥さんを助手席に乗せながら仕事をしていたというAさん。浅黒い顔には健康的なしわが深く刻まれた、とても穏やかで深みのある方です。

 

今夏の高校野球、高知・徳島の今昔物語、お互い生い立ち・経歴・今の仕事を始めたきっかけ、西日本災害、四国の県民性、美味しいお店のご紹介、、、

 

私からの質問をしっかりと受け取ってくれ、飽きさせないトークの中に、細やかな気配りも忘れない。

 

「何だかすみません。私ばっかり喋らせてもらって」

「トイレ休憩いつでもお声がけくださいね」

「お疲れでしょうから、どうぞ私に構わず休んでください」

 

ドライバー一筋。仕事に誇りを持ってハンドルを握っておられました。台風の渦中での長距離移動で不安もありましたが、とても居心地のいい時間でした。

 

転職してから都内でタクシーを使うことも増えましたが、目的地がわからずナビ頼りというドライバーさんもよく見かけます。

 

その道のプロとして、 何を磨いて世の中に貢献していくか。改めて考えるきっかけを頂きました。

 

もし私が、これから高知でタクシー移動に困ったときは、Aさんが一番先に候補に上がると思います。必ず利用するかは状況にもよりますが、他のドライバーより一歩抜きに出たのは間違いなくAさんの人間力。

 

その他大勢とは違う個性が、同じ価格・条件だったらAさんにお願いしたい。いや、多少高くてもAさんならお願いしたい。そう思えるような方でした。

 

南国の四国で、粋にあふれる素晴らしい出逢いでした。

 

ありがとうございました。

 

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