働くとは「役立つこと」つまらない人生を送らないために
埼玉の公立高校で講演させていただきました。
目的は高校1年生の皆さんに就業意識を高めていただくことでしたが、高1の折り返し付近で自分の将来像をイメージしている学生は経験上ほとんどいません。
将来どんな仕事がしたいのか。
将来どんな大人になりたいのか。
考えてわかるくらいなら行動していますし、考えてわからないから悩むのだと思います。
だからといってズルズル将来と向き合うことを先送りしたり、自分の将来に興味を持たず人任せにしてしまうと、私のように苦労します。
なぜなら、テキトーな進路選択を繰り返すとテキトーに働くようになるから。ぬるま湯にどっぷり浸かってしまうと、現状に問題意識を感じることなく手を抜いて働いていく生き方が染みついてしまうから。
人の将来は、時間がある限り可能性だらけです。
- あなたの将来も
- あなたの友達の将来も
- 私の将来も
しかし、自分にどんな可能性が眠っているのかは、人から与えられるものではなく、自分で掘り起こして見つけていくものだと、私は思います。
私はそこに気づいたのは33歳でした。
もしあなたが今気づいたとしたら15歳~16歳。
考えてもわからないことは行動して体験したほうがわかりやすいですし、何より自分自身が納得できる。動き出せば時間がある分だけ多くの可能性に気づけます。
経験は人格を磨いてくれます。
内面からカッコイイ・ステキな大人になります。
ネットや動画で上辺(うわべ)だけすくった情報ではなく、自分が見て・聞いて・感じて・失敗して・考えた経験には、成功や失敗の結果に関係なくあなたの中にゆるぎない確信が宿るから。
将来何がしたいかわからなければ動く。
経験したことのないことを積極的にやってみることです。
動いていると自分との会話が始まります。逆に、やらない・動かないとこの会話は始まらないんですね。
自分との会話を繰り返していくと、可能性に気づくことができます。可能性を感じることができれば、将来目指したいことが削り出されます。
すると進路選択には大きな旗が立つ。その旗をつかみ取るには何をすればいいのかが明確になります。そこで進学か就職といった話になるのです。
私も新しい可能性にチャレンジします。もしまたあなたとお会いする機会があったら、お互いどんな変化をしているか、話し合えたらいいですね。
一生に一回の人生を
他人任せの設計図で生きていくのか
自分が描いた設計図で生き抜いていくのか
あなたはどっち?
【参考@過去記事】今日ご紹介したスライドの一部です。