意識が変わるとは「解釈」が変わること
この1年で成果が劇的に変わったママさんバレーチームが、全国レベルの強豪チームと公式戦で対戦した話。
起こった出来事をどう捉えるかで成長曲線が変わるのは、人もチームも同じですが。もし試合の対戦相手が雲の上のような超強豪チームだったらどう解釈するか。ボロ負けする可能性もある。今までやってきたことが全然通用しなかったり、圧倒されて終わってしまうかもしれない。
偶然じゃなく、必然なんだよなーと思うのですが、習志野台みたいな強いチームと対戦することになったのも、今、だからだったのかもなーとね。
チーム状態が上向きで、選手全員の意識が変わりつつある今だから、強豪チームと対戦できる。こうした解釈はまだまだチームの成長を感じさせてくれます。
結果はセットカウント0-2(①14-21、②11-21)点数だけ見れば惨敗。でも今まで以上に準備をして試合に入ったことで、ゲーム内容から手応えと収穫があったようで。
何が悪かったのかも良くわからないで終わってたってことが多かったんですけど、今日は何が良かったか、何が悪かったか、それぞれが見えて終わったんじゃないかと思うんです。
今までなら「一生懸命頑張って、負けたら次頑張ろう」で終わっていたかもしれない。趣味のバレーだし、もしケガしたら生活や仕事に迷惑かけるし、みんながそう思ってるから私も合わせておこう、というように。
負け試合という出来事に「次頑張ろう」という解釈が変わらなければ、そのチームには次も勝てない。ただし解釈を変えて負け試合を見ると、次に活かせることが見えてくる。勝てるチームはやっていて負けるチームはやっていないことに気づく事が沢山出てくるのですが、ここに向き合うのはキツイ。例えば、、、
「だって時間ないし」
「そこまで本気じゃないし」
「私たちにはレベルが高すぎるし」
言い訳を考えればいくらでも出てくる所ですが、この気持ちを手放してやるべきことを行動したチームだけがさらに上の景色を見ることが出来ると思います。
このチームはまだまだ強くなる。なぜなら
でもスゲー強かったから、そのまんま目標にしたいねってことになったんですよ。
ああいうことができるチームになりたいよねって。
意識が変わると行動が変わる。
行動が変わると結果が変わる。
こうした発展途上あふれるチームと関われることは
仕事で人材育成に関わる身として学びも多く
何より楽しいのです。