夏休みのある日、就職模擬面接で変な社会人がやってきた
夏休みのある日
高校卒業後の進路が民間就職の私は
採用試験の準備で学校へ。
就職の面接指導にやってきたのは
見た目は篠原信一・中身は松岡修造のような
ちょっと変わった社会人。
面接前の全体会の挨拶で
いきなり友達の女子高生に
「好きです付き合ってください♡」と告白し
「ごめんなさい」とあっさりフラれる。
でもどんな人かわからない人と付き合えないように
就職の面接は私のことを知ってもらう場なのかも。
と何となく感じた。
不慣れな就職活動。
雲を掴むような面接対策。
何を聞かれるか解からないから
準備をしても不安が拭い切れない。
そもそも正解がない
どこまで掘り下げればいいのか
手応えがあるような無いような
この不安を少しでも軽くするために
何かヒントが掴めれば。
そんな中で授業がスタート。
普段学校では聞いたことの無い話。
「高卒就職は入社3年で50%が辞めている」
「これからは東京五輪の影響で景気の風向きが変わる」
「会社は新卒採用に投資している」
最初はよくわからなかったが
もし私がバイト先の店長だったら
時間とお金をかけて教育した新人が
大した理由なく辞めたら
ムカつくなぁ、、と思った。
それから模擬面接が3時間。
面接官の目線で友達の面接も見れたが
みんなスラスラ話せてすごいと思った。
私は、、、緊張で何を話したかよく覚えていない。
けど、友達は「良かったよ」と感想をくれた。
何となく1回目より2回目の方が
手応えがあった気がした。
ということは3回、4回と繰り返せば
自分の力を出し切れるかもしれない。
もう少し練習してみようかな、、(つづく)
修造です。
あっという間の3時間でしたね。
生徒皆さんから真剣なエネルギーが
ビシビシ伝わってきました。
今回の授業は
社会という海へ船出する皆さんへ
海図とコンパスをお届けしました。
手ぶらで闇雲に頑張っても苦労するので
安心して踏み出していただければと思います。
初めてのことだから
自信が無いのは当たり前。
必要なのは勇気。
勇気が行動になれば
行動は経験となり
経験がやがて自信になるよ。
一生に一回の人生
勇気を持って行動して
新しい自分に逢いに行こう。