知識は加工・応用してこそ意味がある ~ 響の杜学園プログラミング教室
秋晴れの夕方。
今日は中学2年生へのプログラミング教室で、児童養護施設・響の杜学園へ行ってきました。
そして施設の入口で幼児と偶然出逢う。もちろん初対面。
幼 「あ、ゲームクリエーターのせんせいだー」
川 「こんにちはー♪」
幼 「きょうはなにをつくるのー?」
川 「パックマンだよー(しまった!)」
幼 「なにそれー」 (やっぱり知らないよなー)
川 「追いかけっこゲームだよー」
幼 「へー、おもしろそうだねー」
と、素直な子ばかりです。
プログラミング教室の主役は中学2年生の男子生徒ですが。もはや Scratch の扱いは感覚で操作でき、作業のピッチも早い。そして以前作ったプログラムを振り返ったり、引用しながら開発している姿を見ると、まるで「エンジニアそのもの」であります。
今日から新しいテーマのゲームを作るので、ラフスケッチをしてから開発へ。仕事にも段取りがあるように、プログラミングにも段取りがあります。
段取りとは、いきあたりばったりではなく「筋道を立てて」進めること。そして簡潔でわかりやすいことも大切です。
このようにゲームプログラミングは楽しみながらビジネススキルを自然に伸ばすことができます。現在プログラミング教育が注目されているのは、こうした「論理思考」と「新たな価値」を生み出せる人が社会で求められている理由かもしれません。
そして、彼が学校で勉強してきたこと
- 座標
- 一次方程式
- 剰余計算
- 乱数
これらを活かしてプログラミングを進めていくことで、より確かな知識と経験が手に入るでしょうね。
なぜなら、知識は持っているだけでは意味がないから。
加工したり・応用したり・真似したり、、、やってみなければ「わかったつもり」で終わってしまう。
アウトプットは大切です。