学生が役に立つと感じる授業と、そうでない授業の違いは
講師と教案が「楽しいか」「つまらないか」。
この夏、野球部で千葉県ベスト16入りした高校球児との話。
川:今度○○高校でガイダンスやることになったのよー
学:ガイダンスって、あんまり役に立たないんですよねー
川:面白いね~、例えば?学:危険ドラック。これNo.1です
川:なんで役に立たないの?学:だって警察官△△の人が2時間もパワポのスライド読み上げてるだけッスよ?!つまらないし、みんな寝てますよ。
川:じゃぁ役に立つ授業って、どんなの?学:わかりやすい授業です
川:例えば?学:去年、作家の○○って人が、脳と行動の関係をどらえもんに例えてくれた。みんな面白かったって言ってたし、今でも覚えてますよ
川:じゃぁ、危険ドラッグは?(笑)学:全然覚えてないですね(笑)だって聞いてるフリしないと後で先生に怒られるから。あ、体育館でケツが痛かったことは覚えてますw
川:もし、作家の○○って人が、危険ドラッグをどらえもんに例えたガイダンスだったら?学:多分、メチャメチャ聞くし役に立つと思いますね
川:ということは、ガイダンスがつまらないというより、ガイダンスで話す人がつまらないってことかな?学:それありますねー。先生がいいと思う人と、学生がいいと思う人って間逆ですし
略)
学生のニーズは「何を聴くか」よりも「誰から聴くか」
そんな時代を生きる学生にどこまでメッセージを届けられるか。来週のガイダンスも完全燃焼してきます。