就職内定後、卒業までに準備しておきたいこと~高校生編
それは習慣のレベルアップ。
11月26日、埼玉県の所沢商業高校で分野別ガイダンス(就職)の講演を行いました。
2015年は千葉県の公立高校を中心に「進路ガイダンス・礼法指導・総合学習」などの講演活動を展開させて頂きました。今回はご縁が重なり千葉県外からもお声掛け頂き、至福の極みであります。
所沢は千葉から約110km。少々遠方でしたが、千葉県の高校で培った経験が他県の高校生のお役にたつならと、挑戦の意味でお引き受けしました。
テーマは「習慣」
社会ではわかっているだけでは通用せず、できる状態を目指すことになります。そのためにはやっている状態をつくること。つまり習慣のレベルアップに関するお話を、ロープレを交えてお届けしました。
レベルアップした方がいい習慣とは。
- 挨拶
- 返事
- 整理&整頓
- 笑顔
- 質問
- 相談
- 相手本位
わかっているだけでなく「やる習慣にする」ことで、業種・職種問わず社会人としての土台になります。
例えば質問。
高卒採用する企業は「育成前提」で採用しますから、早く戦力となり活躍してもらいたいと思っています。なので質問しやすい雰囲気を作り・質問を待ってます。しかし一般的に質問が苦手な学生は多い。もし授業でわからないことがあっても「質問が恥ずかしい」気持ちとか「質問し辛い雰囲気」が質問を呑みこんでしまう。
もしわからないことを放置してしまうと、周りが迷惑を被ることになる。わからない事が問題なのではなく、わからないことを周囲が知らないことが問題。質問や相談があれば周囲が助言したり、場合によってはヘルプできます。遅くなればなるほどリカバリーの選択肢が減り状況は悪化。すると自分も後で苦しみます。
習慣にすれば必ず成果が出るとは限りません。しかし経験は、頭で理解しているだけとは圧倒的に違うものです。