選手の特性を活かしたチーム作りのお手伝い~長生美佐子台ボーイズ
選手A「好き嫌いがあるけれど決めたことはやり通す」
選手B「人間観察をして相手の表情の変化や考えを読むことが好き」
選手C「感情を表に出す方ではないが、手先が器用で細かい作業が好き」
もし野球チームで、このような選手の特性を活かしたチーム作りができたとしたら、チームの成果や選手の成長はどうなるでしょうか。
7月に続き、長生美佐子台ボーイズの皆さんへコミュニケーション研修を開催しました。
コミュニケーションには大人から子供まで共通する「原則」があります。前回のノウハウを踏まえて今回は
- コミュニケーションでお互いの満足に向かう会話のコツ
- 選手が思ったこと・感じたことを、伸び伸び表現できる聴き方・質問のコツ
などをお届けし、ロールプレイングやグループディスカッションで実践に活かせるように学びを深めていきました。
選手とコーチが同じ目線でコミュニケーションを学ぶ姿を拝見して、チーム全体で選手の成長をサポートしていこうとする強い意志がビシビシ伝わってきました。
私も、こうした大人と子供が一緒にコミュニケーションを学べる機会をこれからもっと増やしていきたいと思っています。
なぜなら、学校講演で学生にコミュニケーションのノウハウを伝えて、子供が学びを実践したとしても、周囲の大人が白けていたり跳ね返してしまったら全く意味がないから。
大人と子供は生まれ育った時代が違うため、価値観が違います。
だからこそ、コミュニケーションのコツを知り、お互いがニコニコ満足する結果にたどり着くような機会がどんどん増えていけば、世の中がもっと良くなると思うのです。