メールであなたの希少価値を上げる方法
ある人に仕事のご相談でメールをした。
その方とは、対面で一度ご挨拶した程度だったが
その後ネットの発信を拝見していて何となく
誠実で信頼できそうな方という印象だったが
メールをやり取りして確信に変わった。
返信がとにかく早くて的確なのだ。
面談の日程もスムーズに決まり
「この人ならきっと大丈夫だ」と思い
安心してお会いできそうだと感じた。
メールの返信が早い人と遅い人
どちらの方が協業しやすそうでしょうか?
経験上、返信が早い人の方が少ないので
返信が早い人は目立つし印象に残ります。
希少価値が上がり差別化に繋がる。
しかも無料で。
一方、メールを送ったことを忘れた頃に返信が来たり
いつまでも返信がなく、こちらから催促して
やっと返ってくる人もいます。
こういう人にメールを送る時は
「返信はいつだろうな~」とか
「一応、電話でも連絡しておくか」といった
余計な心配がよぎるのです。
メールもコミュニケーションなので
時を見計らって返信した方がいい場合もありますが
ビジネスでメールを使うなら、返信は早い方がいい。
お互い仕事が早く進むし、もし認識が違っていても
早く軌道修正ができるから。
ただ、いくら返信が早くても
内容がボロボロでは台無しなのは言うまでもなく。
野球のピッチャーでスピードとコントロールを
兼ね備えた選手が優れているのと同じように
メールも正確・的確な内容が
早く返ってくるから一層信頼されるんです。
もちろん早く返せないような事情もある。
先約や優先順位などで遅くなってしまう時もあるし
24時間メールの着信にピリピリしては疲弊するから
ON・OFFのメリハリも大切です。
メールの返信がいつも遅い人は、仕事も遅いし
自分本位の人が多いと感じる。
仕事の絶対量が多い人でも
相手の都合を考えて仕事をしている人は
常識の範囲内できちんと返信を返してくれる。
たかがメール。
されどメール。
いつでも誰でも使えるメールだからこそ
扱い方次第で差別化に繋がります。