人材育成で最も不幸なことは「無関心」
無関心は最大の不幸。
上司や先生が「何も見ない/言わない/聞かない」という極端な無関心は論外として。本気で関わらないのは無関心と一緒。
本気で関わるとは、相手に挑むこと。
挑むとは、本音で相手を問い・相手の本音を受取る覚悟を持つこと。
本音で問うから、相手も本音で考える。表面上は照れたりスカシているように見えるかもしれないが相手もバカじゃない。内心は、本気で関わってくれているのか、建前・適当に関わっているのかは肌感覚でわかっている。
本音で関わるのは怖い。
嫌われるかもしれないし、不快な思いをさせるかもしれない。相手に正論を押し込まれるかもしれない。しかしここを避けると当たり障りの無い人(いい人)で終わる。
本気で関るから「言葉・表情・雰囲気」にエネルギーが宿り、相手の感情を揺さぶり、相手から本音が出てくる。もちろん相性や価値観が違うから10人に伝えて10人に届くことはあり得ない。ただ本気で関わらなければ、相手も本気になることはない。
相手に好かれたいなら、まず自分から好きになれるか。傷つくかもしれないし、梯を外されるかもしれないが経験はやがて財産になる。
ダイヤと同じように、人も傷つくから磨かれてゆくと思うのです。