プログラミングを学ぶ本質
プログラミング学習が注目されると親は子供にプログラミングを学ばせはじめる。のはよくある話。
重要なのは何のために学ぶのか。
プログラミングは手段で何かを実現するための方法にすぎない。つまり何か課題や理想があってプログラミングを使うと課題解決ができるから、プログラミングを学ぶ意味が出てくる。
つまり「何を実現するか」があって「そのためにどうするか」の筋道を考えていく。これはどんな仕事でも求められる。
学校は筋道がわかっていて、1点の正解を求めることが多い
5+7=??
仕事ではゴールがわかっていて、筋道を考える場合がほとんど
?+?=12
そして答えは一つじゃない
(5・7)も正解だし(-2・14)でも良い。
プログラミングを学ぶとこの本質がよくわかる。実現したいことに対し手段はいくつもあるという前提で、より良い手段を探し/試し/選択してゆく。例えばLEDライトを点滅させるために、Scratchでプログラムコードを書くとこうなる。
するとライトが5秒ごとに点灯する。
もちろん簡単なことではないし試行錯誤もする。
どんな仕事でも壁はあるものだが、壁を越えた先に誰かが喜んだり・新しく成長した自分に出逢えたり。プログラミングに触れるとは、社会で生きることを先取り体験できることかもしれない。
昔プログラミングは特殊で難しいものだったが、今では教材が発達し安価でわかりやすいものになり学びの場も増えている。
読み・書き・そろばん・プログラミング
そんな学校教育がやってくる日も近い。