自立とは
知人の心理カウンセラーが登壇するセミナーに参加し、腑に落ちたのでメモ。
セミナーのテーマは『子供の自立』
自立(じりつ)
他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に―する」
自立ってよく使う言葉だけど、いまひとつ腑に落ちなかった。
- 自立した大人になる
- 一人暮らしをして自立した生活を送る
- 自立の反対は「依存」
とはいえ、実際人間は一人では生きていけない。
学校・部活・ビジネス・家族、、、常に自分と相手がいる。何でも一人でやってしまうと逆に孤立する。
自立を目指した結果が社会で孤立するなら、自立を目指す意味なんでないじゃん。なので、高校のガイダンスや授業でも、自信を持って届けられずにいたのです。
セミナーでの仕入れを家族に置き換えてみると
子供が自立するには
- 子供が何かを目指し
- 家族が支え、応援し
- 子供は感謝する、相手を助ける(より応援が得られやすくなる)
何かを実現することで子供は自信を得、次の目標や成果を目指す。この循環が大切であり、自立は周囲の支えが不可欠。ということだった。
つまり「共助」
共助を得ながら自己実現を目指すと、自立がついてくる。
- 自分にできることは自分でやり
- 応援が得られる関係・環境を作り
- 必要な時に協力を得る。
これができている状態が自立した状態。
とすると自立への第一歩は「自分が何を実現するか」を持つことから始まる。例えば、解決したい問題(課題)や手に入れたい姿や物(願望)などだ。
組織・学校・自営業なんでも同じ。
自分が実現したいものがあって、周囲の支えを得ながら、実現してゆく。
決してある年齢や環境で自立するものではない。
小学生で自立している子供もいるし、社会人で自立していない大人もいる。
『自立とは共助』である。
腑に落ちました。