「あ、できた!」フツーの中学生がキラッと目が光る瞬間
Scratchプログラミングの出張授業を行いました。
出張授業は、就職カレッジの課外授業として千葉みらい響の杜学園で月2回ペースで開催中。
『好きこそものの上手なれ』とはよく言ったもので。中学生のI君は乾いたスポンジが水を吸収するようにドンドン上達。教材は毎回ノートパソコンとPocketWiFiのみですが、今では簡単なシューティングゲームを作っています。
テーマは
宇宙人が迫りくるサメを、レーザービームでやっつけろ!
やっぱりゲームは子供の食い付きがいい。
こちらが仕様を考えなくても「次はこうしたい」「もっとこうした方がいい」と、I君から仕様変更ネタが出てくるので、川島は「それやりたいなら、こうしてみたら?」と身を任せていますw
唯一気をつけていることは、目的地・現在地の可視化と共有。
目の前の作りこみに没頭すると、全体が見えなくなってしまい、本来とは違った機能(場所)に着地してしまうことがあるからです。そうなると、せっかく費やした時間と労力が勿体ない。※災い転じての場合も稀にありますがw
そして、目的地を目指す理由は
作ったゲームを学園の先生に見せて驚かせる!
物作りの醍醐味は、作ったものを使ってもらえること。
すると自分で作った時の気持ちとユーザの感想に違いが出る。これが働く意味を考える種になると思うのです。
プログラミングを通じて
- 自分の可能性を感じたり
- 将来を考えるきっかけになったり
- 誰かを感動させる喜び
こういったものを体験できる場にしたい。
「あ、できた!」
例えどんなに小さな壁でも、乗り越えた時に湧き上がる気持は子供を成長させます。子供の達成グセを育む道具として、プログラミングで遊ぶ子供がもっと増えるといいのになー。と思った一日。